2006.08.24
活性炭の交換について
なぜ5年ほどで中身の部材を交換する必要があるか、というお問い合わせです。
活性炭の交換が必要かと思いますが,使うほどに逆に浄水性能が上がると説明があったのですが,交換する必要があるのはなぜなのでしょうか?
これについては、まほろばエリクサープロジェクトからご回答いただきましょう。
「確かにデータ上は向上していますが、実は、物質としての活性炭ですから、当然使用頻度に応じて劣化も考えなければいけません。
他社および普通の浄水器はどんどんグラフが下降するだけですが、エリクサーは平行線~微上昇しています。
これは、除去能力の向上と同時に活性炭の劣化が拮抗しているものと考えられます。
上記の理由により、永続的に能力が上昇するということではなく、ある時期を境に能力低下が考えられます。(能力の上昇より活性炭の劣化幅の方が大きくなる時期がでてきます。)
ですので、安全を考えて、活性炭の基本能力である34,000リットル前後、約5年~7、8年(1日10リットル~20リットルの使用で換算)で、交換をお勧めしています。
また年数が経つと、内部の不織布など、ろ材を押さえている幕が、水圧などでよれて活性炭がもれるなどの不具合が生じるケースもございます。
そのような点を踏まえ、内部メンテナンスと入れ替えを行うリハビッシュをお勧めしています。内容もその時点での最新バージョンとなります。
目安としては、5年を過ぎた時点で味覚の変化を感じるようでしたら交換されることをお勧めします」
(まほろばエリクサープロジェクト・島田)