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2007.05.21

硝酸態窒素を除去する能力

お客さまからご質問をいただきました。

エリクサーは硝酸態窒素を除去する能力はあるのでしょうか?

まほろばエリクサープロジェクトからの回答です。

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硝酸態窒素についてですが、エリクサーなどの活性炭やセラミックスを基本ろ材にしている浄水器では、除去が難しいとされています。
水に溶け込んでイオン化しているためです。

これを除去するためには一般的な浄水器では難しく、NASAで開発した逆浸透膜を使用したタイプか、またはイオン交換樹脂を使用したタイプのいずれかになります。

しかし、それぞれ一長一短があります。
逆浸透膜は、有害とされるものの多くを除去できますが、逆に水に本来必要とされるミネラルまで全てとり去って、純水に近い水にしてしまいます。

まほろばの0-1テストでは、生命にとってはマイナス反応となるためエリクサーでは採用しませんでした。

また、浄水に時間がかかり、取水量も少ないというデメリットもあるようです。
イオン交換樹脂は、イオン化したものをとるための浄水装置ですが、カートリッジの目詰まりがしやすく頻繁に交換する必要があり、また高価なため、経費的に負担が相当大きくなってしまうようです。

よほど硝酸態窒素がひどい地域でなければ、そこまでの必要がないように思われます。

また、硝酸態窒素は通常、水道水の中にそれほど多く含まれる物質ではありません。
酪農地帯やゴルフ場などが水源に多くある地下水などに比較的出やすいといわれていますが、地域も限定されている場合が多いため、それほど気にする必要はなさそうです。

エリクサーでも、まったくとれないわけではなく、硝酸態窒素の数値はある程度低下します。
しかし、基本的には上記のような②タイプ以外は、除去が難しいとされていますので、心配な場合は、お住まいの水道局に問い合わせいただければと存じます。

基準値に対する現状の濃度を教えてくれますので、まずはそちらを確認してから対策を考られるのがベストかと思います。

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