2011.11.13
放射性物質の除去について
メーカーまほろばより、エリクサーIIの「放射性物質の除去実験と報告書」が出ました。
(各報告書はクリックで拡大)
まず(1)は、福島県飯館村綿津見神社内にある野池水(原水)の測定結果です。
- 放射能測定結果報告書(1)
表示のとおり ↑ セシウム134が 7ベクレル/kg、 セシウム137が 8ベクレル/kg あることがわかります。
次に(2)は ↓ その原水をエリクサーに通したあとの結果です。
- 放射能測定結果報告書(2)
セシウム134、137ともに検出されませんでした。
また、逆流洗浄(バックウオッシュ)しても、管体内の「ろ材」に残留している放射性物質があるかもしれないということから、ろ材そのものを分解して測定したのが下記 ↓ (3)です。
- 放射能(核種)検査報告書(3)
その結果は、「濾材には全く放射性物質の残留は認められない」との報告です。
以上のことから、エリクサーⅡの安全性が(ある程度)初めて完結した形で確認できる結果となりました。
「今回は緊急時の一回示度であり、これからは更に一歩進めて、
- 今後、少なくとも3 回示度の実験報告をする。
- ドイツなどの0,5Bq/kg の厳しい基準値に倣って、測定値のレベルアップ。(これは国内での測定は今の所無理です)
- 更に、プルトニウム、ストロンチウムなどの他の放射性物質の測定。
などの精鋭的な分析実験及び、エリクサー本体の改良進化を推し進めて参りたいと思います。」
(まほろばエリクサー開発者の宮下氏)
【注意】
この測定データにつきましては、文面に
「上記は通常の浄水器性能試験が物理的に困難なため、原水および初期通水に限定した1回の水質分析で、誤差の可能性を含みます。また、必ずしも性能を保証するものではありません」
という但し書きがございますように、「n回」の繰り返し試験によるものではないこと、およびエリクサーの放射性物質除去の性能を保証したものではないことにご注意ください。