2017.08.27
ジャトロハ活性炭の力とは
ジャトロハ (ジャトロファ・ヤトロファとも) 。
和名「ナンヨウアブラギリ」と呼ばれるこの種子を、800~900℃で活性炭にする技術が開発されました。
セシウムなど放射性物質には多孔性のゼオライトが吸着能力が高いことは知られておりますが、
公益財団法人原子力バックエンド推進センター(東京)が、汚染水(1kg当たり4100ベクレル)を使って
このジャトロハ活性炭と、多孔性合成ゼオライトとの除染比較をしたところ
1時間後のセシウム濃度は いずれも4%まで減少。
ジャトロファは、もともとバイオ燃料で、活性炭にすると高価な合成ゼオライトの半額程度でできるそう。
なんと、ジェトロファ活性炭の表面にできる穴の直径は0.5~0.7ナノメートル(ナノは10億分の一)です。
なお、現在販売中のエリクサーIIにはすでにこの活性炭が使われています。