2006年03月13日
独身貴族の味わい方
知床三佐ヱ門本舗、スタッフの丸山です。
とある情報番組で
『どうして結婚しないの?』
という特集を、なんとなく見ていました。
問いへの答えは、
かなり「人それぞれ」のような気がしますが、
驚いたのは、紹介されていたデータの数値。
2000年におこなわれた国勢調査の数値では、
30~34歳の未婚率が、
男性42.5%
女性26.6%
でした。
この30~34歳というのは、私とほぼ同年代です。
この年代の、親世代が結婚したと思われる1970年の
30~34歳の未婚率は、
男性11.7%
女性 7.2%
ですから、男女ともに、
およそ4倍も増加している、ということになります。
さらに、親世代の熟年離婚が増えているのを見ても、
この先の未婚率は、さらに増加傾向なんだろなぁ~
と、思ってしまいました。
たしかに、周囲を見まわすと、友人などにも、
充実した仕事をもっていて、
安定した収入があって、
趣味にたくさん時間をかけて、
しっかりと自分を生きている、
そんな<独身貴族>が目に入ります。
うらやましいぞ <独身貴族>・・・
もちろん、どれも
結婚していたらできないこと、ではないと思いますが、
結婚していることで、
制約や遠慮や配慮が、介在するのも事実。
そこから、キズナが生まれるのが、結婚だったりするのですが。
それでもやっぱり、どこかうらやましい<独身貴族>。
ないものねだり、でしょうか・・・
さて、今日は
<独身貴族>と呼ばれる、こちらの3種をご紹介。
それぞれの味わい方は?
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1.おひさまにあてて
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<独身貴族>をおひさまにあてたら、
こんなに美味しい、一夜干しができあがり♪
★イカ一夜干し
https://www.siretoko.com/ikahosi.htm
独身貴族、と呼ばれていたのは「真いか」でした。
沖縄から北上をつづけてきた「真いか」が、
知床にやってきます。
イカの産卵は、沖縄付近で行われるそうなので、
知床にやってくる「真いか」は、
産卵に関係のない、いわば<独身貴族>というわけ。
刺身用の新鮮なスルメイカを、
乾燥機をつかわない、天日干しで、しあげています。
活躍するのは、回転式イカ干し装置『ほすべえ』。
海に面した知床三佐ヱ門本舗ならではの、
浜風が最高の調味料なのです。
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● 塩と海洋深層水と羅臼の浜風でしあげました
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┃
┃ 『イカ一夜干し』
┃ https://www.siretoko.com/ikahosi.htm
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ご好評いただき、在庫切れが続いていましたが、
やっと復活いたしました!
この機会に、ぜひどうぞ(^^)
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2.そのまま生で
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<独身貴族>は、歯ごたえと甘みを満喫するために、
そのまま生でいただきます♪
★生いか刺身用
https://www.siretoko.com/ikasashi.htm
こちらも「真いか」です。
一般的には「スルメイカ」と呼ばれる種類になります。
北海道で、もっともなじみ深いイカです。
肉厚な身は、しっかりとした歯ごたえと、透明感。
そして、ほんのりと甘み。
鮮度そのままに、真空パック凍結にしています。
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● お刺身でどうぞ!
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┃
┃ お刺身用『生いか』
┃ https://www.siretoko.com/ikasashi.htm
┃
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イカ漁の時期は、
イカ釣船の漁り火が、こうこうと夜空を照らします。
これは、イカが光に集まる習性があるためなのですが、
その光は、まるでナイター照明のような明るさで、
宇宙空間を飛ぶ、スペースシャトルからも見えるそうです!
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3.熟成させて
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<独身貴族>は、肉厚が魅力。
熟成した酒粕のパワーで、さらに旨みが増すのです。
★いか粕漬
https://www.siretoko.com/ikakasuzuke.htm
こちらも鮮度抜群の「真いか」。
「しれとこ粕漬・天然造り」に、しあげました。
知床三佐ヱ門本舗といえば粕漬、というほどの、
代表的な存在です。
添加物は、いっさい使用していません。
使っている調味料、すべてが天然なのです。
熟成のすすんだ酒粕、
数千万年以上前の清浄な塩、
慶長年間(1600年頃)からのみりん、
清酒に仕上げたものを蒸留してつくる焼酎、
完全無添加の魚醤、
十勝産の砂糖大根による甜菜糖、
どれも、美味しいだけでなく、安全。
これらのつくりだすハーモニーが、
「真いか」うえに奏でられます。
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● 焼いて香ばしく
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┃
┃ 『いか粕漬』
┃ https://www.siretoko.com/ikakasuzuke.htm
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酒粕は、しっかりと水洗いしてください。
胴体のなかにゲソ(足)が入っていますので、こちらは取り出して。
焼き加減は、中火でゆっくり、がポイントです。
《こちらもおすすめ》
☆鮭かま粕漬
https://www.siretoko.com/sakekama.htm
鮭1尾から、2つしかとれない稀少品です。
鮭かまを敬遠なさっている方も、思わず納得の味。
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<編集後記>
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「真いか」と呼ばれる「スルメイカ」。
共食いをする習性があるらしいのです。
ちょっと残酷・・・
の反面、
さらに美味しそう・・・
と思ってしまったのは、私だけでしょうか?
だって、想像してみてください。
あの「真いか」を食べた「真いか」ですよ(笑)
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