2007年05月07日
希少、貴重、海の宝石!?
みなさま、こんにちは。知床三佐ヱ門本舗の イナバです。
すみません、イキナリですが・・・
我慢できません。
自慢させてください!
先日、久しぶりに、いただきました。
んー何年ぶりかしら!?
思わず、写真も撮ってしまいました。
らうすに住んでいても、ひんぱんに、お口にはいるものではないのです。
だって、
「 まぼろし 」
なのですから。
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● 魅惑の気配
https://www.siretoko.com/budo.htm (ぶどうえび)
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ぶ ど う え び。
響きもステキですよね。
こう、ワクワクするような、ミステリアスな香りが・・・
します、しますよ。
その姿にまず、ドキッ。
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ブルー? ピンク?? ブドウ!!
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らうすでは、現在えびの漁をおこなっている船は、3隻。
少ない!と思いますか?
はい、かなり少ないですね(笑)
そのなかでも、極めて漁獲の少ないのが、ぶどうえび。まさにブドウの
ような、微妙な色あい。
大型のものは多い日でさえ、3キロほどしか獲れません。
市場から運んできたぶどうえびは、当然まだピチピチ!
生きています。
この、活きているえびを1尾づつていねいに選別し、秘密のベールで包
みます。
ヒミツのベール?気になる~!
明かせません。だってヒミツですから(笑)
というのは冗談で、このあとちょっぴりお教えいたします。
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● 知床三佐ヱ門本舗のえびは、液体凍結!
https://www.siretoko.com/budo.htm (ぶどうえび)
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お刺身で食べられるえびは、水揚げの翌日にもなるとガクンと味が落ち
てしまいます。
この鮮度をなくさないために、ぶどうえびには液体による瞬間凍結をほ
どこしています。極めて短時間で、生の状態がギュッと凝縮。
プリプリの食感がそのままとじこめられます。
そして、だいじに箱に並べられ、そのまま、超低温での真空状態・・・。
みなさまが食すさいにはじめて解凍され、ゆっくり、じんわりと、
とれたて’生’の味わいが、よみがえります。
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では、いただきま~す!
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あれ、いま、どうやって解凍しました?
「 自然解凍でいいんじゃないの 」
ええと、えびの場合、この方法では、解凍後すぐに食べないとうまみが
どんどん逃げてしまうそうです。
「 そんな、どーすればいいのかしら・・・」
そこでオススメしたいのが、流水での解凍。
凍結したえびを袋にいれたまま、ボールなどで流水にさらすこと20~
30分。
半解凍くらいが食べごろです。
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あらためて(笑)、いただきます
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おおきな頭をパキッとはずし、皮をむいて。ひとくちではとても口に入
らない、この大きさ。
半透明の身はつやつやです。
口にふくむと、舌にまとわる、濃厚さ。
かんでみると、しっかり弾力があります。
口の中全体に、ひろがるうまみ、のがさずたっぷり、堪能してください
ね。
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● ずーっとおいしさ、活きたまま
https://www.siretoko.com/budo.htm (ぶどうえび)
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ちなみにこの凍結製造、「急冷庫」でおこなわれます。
急冷庫・・・ただいま-27℃
きゃー大変!
ぶどうえびよりさきに、工場スタッフが凍ってしまう~!
ということにならないように。
(いえいえ、なりませんから、笑)
とれたての鮮度をそのままお届けするために、こうしてときに大胆なこ
とも・・・知床三佐ヱ門本舗では、やっています。
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● とれたて!ぷりぷりをお届けします
https://www.siretoko.com/budo.htm (ぶどうえび)
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らうすの深い海でおよぐぶどうえび。
その色や姿にも、海の神秘がこめられているようです。
あわいブドウ色はまるで、
霧がかった、らうすの夏の海とも、空とも。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます。
イナバでした。
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