2008年02月13日
食文化にみる和のこころ
知床三佐ヱ門本舗、スタッフのまるやまです。
京都を旅行してきました。
冬の京都。
北海道の厳しい冬とは、またちがう、
古都の冬の風情ある寒さを感じてきました。
冬は、お漬物が美味しい季節でもあります。
京都ならではの野菜、
聖護院かぶをつかった、千枚漬を、初めていただくことに。
薄切りにされた大きなかぶ。
この漬物の味わいをささえていたのは、昆布でした。
昆布のうまみには、
どこか、日本らしさを感じます。
その千枚漬に使われていたのは、
どこの昆布なのかわかりませんでしたが、
これが羅臼昆布だったら、どんな味わいになるんだろう?
野菜と羅臼昆布。
この組み合わせから、
和のこころを表現した、無限の美味しさが生まれそうです。
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1.うまみのかたまり!
https://www.siretoko.com/konbu.htm
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日本人でよかったな~ と思う、このうまみ。
日本料理のきほん。
味わいの大きな柱となるのは、このうまみ成分です。
★天然 羅臼昆布
https://www.siretoko.com/konbu.htm
羅臼昆布は、
真昆布・利尻昆布と並ぶ、3大高級昆布のひとつ。
そのなかでも、天然物となると、
希少価値がぐーんと高まります。
実は一般的な「羅臼昆布」で、『天然』の表示がないものは、
そのほとんどが「養殖」のものなのです。
北海道に、昆布はたくさんありますが、
羅臼昆布が取れるのは、
知床半島 羅臼側の、ごく限られた海域のみ。
この海域は、ウニの生息域でもあります。
しれとこのウニたちは、
このうまみのかたまりを食べて、さらに美味しく育ちます。
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● 昆布はうまみでできている
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┃ 『天然 羅臼昆布』
┃ https://www.siretoko.com/konbu.htm
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すでに、一等検は売り切れ。
でも、ご家庭で使うのならば、
二等検、三等検、四等検、五等検でも、だいじょうぶ。
しっかりとダシのとれる、うまみたっぷりの羅臼昆布をどうぞ。
天然の羅臼昆布に関する情報は、こちらでチェック!
★羅臼.昆布
https://www.rausu.com/
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2.大豆の育ちがちがいます
https://www.siretoko.com/natto.htm
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北海道網走支庁、サロマ湖の南にある訓子府。
ひでさんこと伊藤秀幸さんは、この場所で20年にわたり
無農薬・無肥料の畑を耕しています。
この畑からうまれた自然農法の大豆が、
歴史ある日本独自の発酵食品、納豆になりました。
★ひでさんの納豆
https://www.siretoko.com/natto.htm
ひでさんがこだわる、完全無農薬・無肥料(自然農法)の畑。
これは、日本国内でほとんど例をみません。
土をたいせつにし、
自然のチカラを存分に引き出します。
その畑で大切に育てられた大豆は、おおきく、ツヤがあります。
さらに、無添加の自然発酵をほどこし、
大豆そのもののうまみが生きる、納豆が誕生しました。
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● 完全無農薬・無肥料栽培そだった大豆です
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┃ 『ひでさんの 癒しの納豆』
┃ https://www.siretoko.com/natto.htm
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とにかく、しっかりと練ってください。
100回練ると、旨み成分は倍増。
300回練ると、さらにその1.5倍!
練るほどに、うまみが強くなっていきます。
そして、ふわとろになった納豆。
日本人でよかった・・・と思わせるほど、
白いごはんにぴったりです。
★ひでさんの納豆
https://www.siretoko.com/natto.htm
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3.日本古来の味覚
https://www.siretoko.com/umebosi.htm
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梅と塩。
この組み合わせだけで作られる、日本の味。
日本古来からの味覚が、現代に伝承されています。
★昔ながらの梅干し
https://www.siretoko.com/umebosi.htm
梅農園、寺垣さんの作品。
天日干しから塩漬けまで、すべて家族でおこなっています。
まるでご自分の子どもをいつくしむように育てられた梅の木。
梅の栽培にはめずらしい、
無農薬に限りなく近い状態での栽培です。
そこから収穫された、美しい紀州南高梅。
調味料は、赤穂の塩だけ
添加物を一切使用していません。
漬け込みは、昔ながらの手間と時間をかける方法で。
最低でも2年以上という長期熟成です。
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● 紀州南高梅と塩だけで生まれる味わい
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┃
┃ 『昔ながらの梅干し』
┃ https://www.siretoko.com/umebosi.htm
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店主よんざえもんが、
本場 和歌山県で見つけた、最高の紀州梅干しです。
ほんとうの梅干しは、日本の食の歴史の味がします。
★昔ながらの梅干し
https://www.siretoko.com/umebosi.htm
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<編集後記>
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京都への旅行は、12年ぶりでした。
8歳の息子は、初めての京都。
初めての京都を体験する息子に、あれこれ見せたくて、
少し駆け足の観光になってしまいました。
歴史ある寺社や仏像は、
子どもの目にどんな風に映ったのでしょうか。
もう少しあたたかくなったら、ぜひもう一度、
今度はゆっくりと京の町を散策してみたいと思っています。
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