2016年01月16日
お待たせしました、山漬けの切り身です。
画像は 冷ましてからほぐして、 「お茶漬け用」 にしたものです。
塩辛さから生まれる美味しさの 山漬 を、
お召し上がりやすい、切り身にしてお届けします。
山漬に使われるのは、
選ばれた 鮭 と、大量の塩。
天然鮭 と 塩 を交互に、
山のように積み上げることから、
山漬 という名前で呼ばれています。
冷暗所での常温熟成を、早いものでも20日間以上。
しっかり熟成させることで、
塩がうまみを変化させ、さらに引き出します。
粗莚(むしろ)に包まれた天然の防腐効果のなか、
たんぱく質がアミノ酸へと変化し、
山漬ならではの うまみ が生まれるのです。
一般的に多く造られているのは、低塩の新巻鮭。
塩はふりかけただけ。
冷凍庫へ入れてできあがり・・・
・・・これでは、ほんとうのうまみは生まれません。
たとえば、さけ山漬の 辛口 の場合、
20日以上の冷蔵塩漬、
4日以上の常温熟成、
2日以上氷点下の外気での干しを経て、やっと完成となります。