2022年12月18日
キングクラブ三兄弟、揃い踏み。
本年度はロシアからの輸入が途絶えた影響もあり(当たり前ですね)。
三兄弟が揃うこともないだろうと思われていました。
いちばんのアニキ。
言わずと知れた
タラバガニ ですね。
本タラバ、なんてったって「本」が付きますよ。
アメリカじゃ「RED KING CRAB」だそうです。
まるで怪獣みたいなネーミングですね。(シン・レッドキングとか)
そして
では、「本」じゃない奴がいたのか。
....って、じつは まだいる のです。
二階にいる李さん一家じゃなくて「日本国内」に、です。
はい、タラバの「まがい物」登場。
アブラガニ です。
なんでアブラなのか
どうやら活きてるときの「青い色」からきているようです。
なんせ「BLUE KING CRAB」ですからね。
これ本年度は「脚だけ」、北海道産です。
脚だけで歩いてきたわけではないのでよろしくお願いします。
背中の突起にご注目。4つなんです。(タラバ兄は6つ)
あとは見分け方がないような....
味は、三兄弟でもっとも濃い、と思います。
といっても、脂ぎっているのではなく。
アメリカ人にはこの「ブルー」のほうが人気だとか。
そして
いよいよ北海道内でもここ「羅臼」。100%の羅臼産です。
イバラガニ です。
こちらは「姿のみ」。
「GOLDEN KING CRAB」の名を持つオレンジ色の憎いやつです。
味は、タラバに比べると濃い。
味の濃さは アブラ > イバラ > タラバ という感じですね。
タラバは淡白で上品。さすが兄です。
というわけで
三兄弟よろしゅうお引き立てのほど。