※ご注意:「カキえもん」は殻付き出荷のみです。
(むき牡蛎などは存在しません)
また、「かきえもん」「カキエモン」「牡蠣衛門」「牡蛎えもん」などは誤りです。
「カキ」がカタカナ、「えもん」がひらがなで正式名称になります。
北海道・厚岸(あっけし)は全国的に有名な牡蠣の名産地。
そのわけは、厚岸湖からの栄養豊富な水が、厚岸湾の海水と交わり、プランクトンが多く発生するため。
また、低い海水温度でじっくりと育つので 濃厚な旨味を持つカキが育ちます。
厚岸の町名の由来がアイヌ語の「カキの多い場所」という説もあるほどです。
しかし、純粋な厚岸産の牡蠣は一時ほぼ全滅してしまったのです。
近年では、宮城産の稚貝を厚岸の海で育てたものが厚岸産として出荷されています。
そのなかで唯一、 はじめの採苗から 最終の出荷にいたるまで 厚岸にて育てられるのが、
「カキえもん」= シングルシード方式の厚岸産カキのブランド名
というわけで、正真正銘「厚岸うまれの厚岸そだち」の純厚岸産 「地ガキ」 なのです。
カキえもんは、殻付きのみで販売される希少価値の高いブランド牡蠣です。
種苗は、300万個手がけて、じっさいに大きくなるのは十分の一の30万個(2010年調べ)。
そこからさらに大きくなる成貝の数はさらに少なくなります。
知床三佐ヱ門本舗での取り扱いは
純厚岸牡蠣の第一人者・中嶋均さん ひきいる「カキキン有限会社」のカキえもんです。
中嶋均さんは、オーストラリア・クラレンスでシングルシードの技術を習得。
シングルシードとは、一般的なホタテ盤を用いた採苗ではなく、0.25mm以下にしたカキ殻の粉末に一粒一粒幼生を付着させる方法。
まるでカキだけが単体で育ったようになり、それが「シングルシード」と言う名の由来になっています。
長年の研究と努力の結果、ようやく種作りから育成まで地元にこだわった 「純厚岸産の牡蠣」 が完成しました。
※出荷前に滅菌海水で蓄養しておりますので生食も安心です。
カキえもんは「Mサイズ」でも小さめです。
しかし、中嶋さん曰く、 「小ぶりなのが一番美味しい」 のです。
身は肉厚ですがふっくらとやわらかで味は濃厚。
なかでも特筆すべきは 太い貝柱で、深い甘み が絶品です。