北海道の 自然食グルメ おとりよせ 知床三佐ヱ門本舗
伊藤さんの自然農法野菜の最新情報は ブログ↓↓↓ そして「自然農法メール」で。
知床半島から車で約3時間。訓子府町にその畑はあった。
薬剤を使わないはもちろんのこと。
無機肥料も有機肥料すら与えない。いわゆる「自然農法」なのだ。
収量は限られている。もともと殺虫剤や除草剤など薬剤は不使用、有機肥料でやっていた畑だそうだが、それをさらにすべて「自然農法」にしてしまったと聞く。農業経営についてなど門外漢のわたしだが、それがどれだけ勇気のいることなのかはあるていどは推し量ることができる。
じつは、どんな人がそんなとんでもない農法をやっているのか、想像できなかった。
ものすごく偏屈なひとなのか?
その人、「伊藤さん」の家庭は、ふしぎなぬくもりにあふれていた。
訓子府町の伊藤秀幸さんまったく気負うところがない。ご本人だけではなく奥さまも。
初対面のわたしたちにまったくあたりまえのように自然体なのだ。
「宇宙人のような」 とは今回紹介してくださった自然食業界のかたの人物評だ。 小学校からの親友だという。
伊藤さんはこども時代からから英才だったそうだが、周囲にバリアを張るような(いわゆるインテリ臭)雰囲気はみじんも感じられない。
「すべて作物が教えてくれるんですよ」
伊藤さんの話はいちいちよくこころにしみてわかるものだった。
しかしそのまま文章にしても10分の1も意味が伝わらない気がする。世の中で起こっていること。自分に起こっていること。
−それらはみなものごとの途中であり、結果はまだあらわれていない−
そういうことが伝わってきたのだ。不思議な体験だった。
北海道の東部・訓子府(くんねっぷ)町の伊藤秀幸さんの畑(30年以上に渡って薬剤も科学肥料も一切使っていません)で自然農法により大切に育てられた黒豆・小豆・大豆・手亡(てぼう)豆です。
手作業による除草の様子殺虫剤や除草剤の不使用はもちろん、化学肥料や有機肥料などの肥料類も一切投肥せず、畑の力のみで作物を育てるもっとも自然な農法、”完全自然農法”産です。
この農法の仕事の殆どは”除草”です。除草剤を使わず機械と人力だけで除草するため手間や人件費が膨大となり、しかも栽培が難しいため、生産農家が少なく農産物自体もきわめて流通量が少ない稀少品です。
安全な北海道の大地で、もっとも自然な環境でのびのびと育っているため、豆が本来持っている風味や香りが豊かに出ている、まさに”大地の恵み”です。
収穫間近の黒豆伊藤さんの豆は”天日自然乾燥”されています。 一般的に行われている、短時間に強制的に乾燥させる”機械乾燥”ではなく、約1ケ月間畑に置き、寒風の中天日でゆっくりと自然乾燥させてから脱穀します。
そのため、機械の熱による細胞や栄養素の破壊がなく、風味や香りの劣化がありません。逆に、自然農法産の特徴である甘味や旨味がさらに増していくのです。
お豆を使ったレシピはこちら!
「黒豆」として親しまれている黒大豆は、皮が黒い大豆の種類で、古くから栄養価の高さと効能はよく知られています。
日本で栽培されている黒豆の代表的な品種には”丹波黒”や”中生光黒”などがありますが、伊藤さんの栽培している黒豆は主に北海道で栽培されている、極大粒の”いわいくろ”(祝黒)という品種です。
一般的に質では”丹波黒”が別格とされていますが、薬剤・肥料を使わない完全な自然農法で栽培された伊藤さんの黒豆は、風味・香りとも”丹波黒”にも負けていません。 20年以上も薬剤も化学肥料も使用していない、安全な北海道の大地で健康的にのびのびと育った黒豆は、大粒でふっくらと柔らかく、豆が本来持っている風味と香りが豊かで、やさしい自然な甘みを持っています。
黒豆は、低脂肪・高タンパクの健康食品で”畑の肉”とも呼ばれる大豆の持つ栄養価の高さだけではなく、大豆イソフラボンや黒い皮に多く含まれているアントシアニンなど、近年注目されている植物性ポリフェノールを多く含む健康食品です。 (黒豆をつかったレシピはこちらに)
●ひでさんの黒豆でつくられた味噌 ●ひでさんの黒豆でつくられた納豆
北海道産自然農法栽培
|小豆 | 大豆(黄大豆) | 銀手亡豆 | お豆を使った美味しいレシピ |
あんこや赤飯など、古くから日本でもお馴染みのアズキ。ダイズ(大豆)に対してショウズ(小豆)とも呼ばれる小粒で赤い表皮が鮮やかなかわいらしい豆です。
伊藤さんの栽培した小豆は小粒の少納言で、自然農法の完全自然農法で大切に育てられ、小さいながら小豆特有の風味や香りは豊かで、いろいろなお料理に活躍することでしょう。
ハレの日の食物として、厄除けとして、赤飯や小豆粥が伝統的に食され、お汁粉・桜餅・おはぎなど、小豆を使った”あん”も広く親しまれており、まさに『日本の味』として小豆は日本の食文化に欠かせない食材です。
通常、あずきを茹でるさいにはアクを抜くためゆでこぼしをします。ところが、このあずきはなくてもだいじょうぶ。もしも少しの渋みが残る場合には上澄みをすくうだけでOKです。
●ひでさんの小豆でつくられたみえこさんのなごみの羊羹
|黒豆・黒豆きなこ | 大豆(黄大豆) | 銀手亡豆 | お豆を使った美味しいレシピ |
ダイズ(大豆)はお味噌や納豆、豆腐など日本人にはたいへん関わりの深いお豆です。 伊藤さんの大豆はもちろん薬剤も有機肥料もやらない自然栽培です。 ※「黒豆(黒大豆)」に対して「黄大豆」とも。
●「伊藤さんの畑の科学データ」はこちら
肉に匹敵するだけのタンパク質を含む唯一の植物。 世界的な健康志向の中で「ミラクルフード」とも呼ばれているそうです。
大豆はタンパク質のほか、脂肪、鉄分、カルシウムなどのミネラルが含まれています。
|黒豆・黒豆きなこ | 小豆 | 銀手亡豆 | お豆を使った美味しいレシピ |
手亡豆とは「インゲン豆」の種類です。 一般的には白あんの原料として使われており、17世紀に隠元禅師によって中国より入ってきたと伝えられています。北海道には開拓時の明治にアメリカの種子が輸入され、栽培が始まったと言われています。
※現在販売は「雪手亡(ゆきてぼう)」になります。 下記は過去販売した「銀手亡」の説明です。
伊藤さんが栽培した「銀手亡(ぎんてぼう)」は、祖父母の時代から自然農法を始めた秋葉和哉氏が26年前から自家採取してきた種類で、世界中捜しても2人しか栽培していない非常に貴重な手亡豆です。まさに「幻の豆」で、真っ白いその姿は妖精の様です。
通常の手亡豆と違い、銀手亡はツルが3m以上伸びるので機械では収穫できず(いろんな所にツルが伸びて行き、豆刈り機が畑に入っていけない)手で抜いて束ねていかなければならずすべて人力の為、だんだんツルの短い品種改良が進み、今では誰も作らなくなってしまいました。
しかし、たいへん味や香りが強いのです。ある和菓子会社の社長さんは 「品があり、コクがあり、高級なあんの味が出せる。出来上がった和菓子は一味も二味も違う。農薬や化学肥料を使うと、どんな表面が奇麗でもエグミがでて、味が決まらない。銀手亡という原種、それを自然農法で作った豆からはどこにも負けない和菓子をつくることができる」と絶賛しています。 (手亡をつかったレシピはこちらに)
●ひでさんの雪手亡豆でつくられたみえこさんのなごみの羊羹
北海道産自然農法栽培 (白いんげん)
【 手亡豆(白いんげん)につきまして 】 テレビのダイエット番組で白いんげん豆を利用する方法が紹介されたようですが、豆は通常生のままでは食べるものではありません。じゅうぶんに煮込むなど加熱してお召し上がりください。
|黒豆・黒豆きなこ | 小豆 | 大豆(黄大豆) | お豆を使った美味しいレシピ |
知床三佐ヱ門本舗では、入荷した豆をそのまま発送しているのではありません。 左をごらんください。
「無選別」と表示していてもじっさいにはすべてさらに再選別しているのです。
画像は小豆の選別です。イクラの製造もそうなのですが、弊店でのあつかいはまさにダイヤモンドを扱うのに匹敵です。
一粒一粒、ていねいに「つぶれ」、「ごみ」などの除去をしています。とても根気のいる作業です。
手前の彼女はウニ・昆布漁家でもあります。とうぜん「羅臼昆布」の選別にはたいへん目利きなのです。知床三佐ヱ門本舗では「手もみたら子」や「冷凍庫での液体凍結」など女性でなければ音を上げてしまうような仕事がたくさんありますが、いつも笑顔でがんばってくれます。
美味しいお豆が皆様に届きますように。
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