● 三佐ヱ門本舗のあるところ
その名のとおり、
北海道の、いえ、日本のいちばん北東の端っこ
「知床半島」
に位置します。
江戸末期、はじめて北海道に足を踏み入れた初代は
福井県の若狭国野木村 (現・遠敷郡上中町武生) というところから
渡ってきました。
その姓名は
「繻エ三佐ヱ門(くわはらさんざえもん」
だったと、菩提寺の過去帳にいまも残っております。
(左写真:現在の上中町武生)
写真提供:札所〇番さま
弊社の商業登記上の社名は 有限会社
原商店 です。
(
(くわ) の字が表示できないばあいも多いため、WEBなどではひらがなにしております)
「知床」といえば、秘境・原始の大自然、などと称されることはみなさんすでにご承知でしょう。
弊店は、知床半島の東がわ「羅臼町」にあります。
北方領土のひとつ国後島と知床半島が天然の防波堤をかたちづくるこの海域は、 「魚の城下町」 というキャッチフレーズをつけられるほど。
すばらしい魚の宝庫です。
なぜかというと、冬の海には流氷が押し寄せます。
流氷は良質なプランクトンを運んでくるのです。いつも目の前に広がっている国後島と陸続きになります。
弊店が 「たら、鮭の粕漬」 を全国に通販でお届け開始したのが1983年。
まだクール配送もない時代でした。
なまもの、しかも魚では、おそらく日本初(?)でしょう。
ちなみにネット通販開始は1997年1月から。 けっこう早いと思いませんか。
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