知床半島の玄関口が、酪農王国、中標津(なかしべつ)町。 見渡すかぎりの緑が続く牧場で、栄養豊富な牧草を食べのびのびと育った牛たち。中標津の牛乳は北海道でトップクラスの乳脂肪率と品質の高さを誇ります。 そんな良質の牛乳を100%使ったのが、地元中標津の『ラ・レトリなかしべつ』の無添加アイスクリームです。(「ラ・レトリ」はフランス語で「乳製品を作る工場・お店」という意味です) 数年前に羅臼と中標津は合併話があり「東知床市」と名前まで決まっていました。 じつは、ラ・レトリの母体は中標津では老舗のお茶屋さん「近野茶舗」。 なるほど、「抹茶」や「紅茶」の美味しさにもなっとくです。
BRUTUS7月1日号 「日本一のアイスクリーム、夏スイーツはどれだ!?」 でこのフローズンヨーグルトが紹介されています。「爽やかなプレミアムヨーグルトアイス」という評です。 搾りたての新鮮な生乳だけを使い、中標津の牛乳の特徴である豊かな”コク”と”風味”を生かした、地元のお店だからこそできた贅沢なアイスクリームです。 生乳以外の材料にもこだわり、生クリームやグラニュー糖も厳選した北海道産のみを使っています。 よんざえもん: アイスクリームでいちばん重要な、生乳について教えてください。 生乳の管理は厳しく、毎回検査され抗生物質など検出されると生乳はすべて廃棄します。その酪農家は他の酪農家の分まで責任を負わなければならない決まりになっています。 よんざえもん: 製造工程で空気の含有量を抑え、高密度凝縮しているそうですが? この製法をとることより「硬いアイスクリームが柔らかく溶け始めてから」生乳と生クリームの風味がストレートにひろがります。 よんざえもん: 乳化剤、安定剤、合成着色料などの添加物不使用ですね。そのほかのこだわりは? ラ・レトリ近野店長: よんざえもん: このアイスも安定剤は季節により使用するのでしょうか? アイスクリームとジェラートの違いは、アイスクリームが乳脂肪分8パーセント以上、ジェラートは7パーセント前後です。ジェラートは少量の安定剤を入れることにより粘りを出し、ヘラで盛り付けをするのが決まりになります。 よんざえもん: 牛乳の風味を大切にされているそうですが、どんなことに気をつけていらっしゃるのでしょうか? よんざえもん: 殺菌にも、気をつかわれているとか? よんざえもん: アイスの種類が4種に限定されているのはなぜでしょう?もっとできそうな気がするのですが・・・ 抹茶を例にとれば、京都・碧水園の抹茶、そのものを使用しています。宇治茶ですね。 原料を一日熟成させておき、抹茶を細かくしてふるいにかけます。さらにもう一度ふるいにかけ、原料と混ぜます。なんども網でこして、ダマにならないようにして冷却します。 紅茶は、三井農林のダージリン(インド産)です。これは粉末ではなくてフリーズドライのものですが、もちろん香料ではなくて天然の素材、そのものです。 よんざえもん: 三井農林は日東紅茶と聞きましたが。実は、わたしがいちばん好きなブランドです。 よんざえもん: 近野さんは「近野茶舗」の 若だんな でもありますから、お茶はお手のものでしょう。 よんざえもん: ラ・レトリといえば、「飲むヨーグルト」でも有名ですが、この「フローズンヨーグルト」は、おなじものですか? よんざえもん: おかしな質問で恐縮ですが、中標津(なかしべつ)の牛乳って、そんなに良いのですか? よんざえもん: ところで、コンテストで入賞した、『ブリック・ド・なかしべつ(チーズ)』についてはいかがでしょう。 よんざえもん: すばらしい風味ですよね。生産が順調になりましたら、ぜひ知床三佐ヱ門本舗でも販売させてください。 よんざえもん: 近野店長、きょうはお忙しいなか、お話しいただきありがとうございました! さっぱり、すっきりして私とても美味しかったです。 美味しかったですよ〜! その他のアイスクリームももちろん美味しいですが、わたしがいちばんオススメなのは、なんといってもフローズンヨーグルト。コクのある生乳と、酸味がなんともいえず....
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