タイトルは大げさですが、ちょっぴり雑感を....
あるお魚屋さんとのメール交換でふと気づいたことがあります。ここ数十年で
日本人の食生活が大きく変わりました。
これからどうなってゆくのかわたしにはわかりません。でも、数十年でいきな
り体質が変化するわけではないのでは?
わたしはこの一年ほど、そしてウチの家族はここ数年来、お肉を食べていない
のです。べつに狂牛病騒ぎで食べなくなったわけではありません。
玄米食にかえてから食べなくなった、といったほうが正しいですね。 卵や乳製品もほとんど食べなくなりました。
そんな「江戸時代の食生活」(笑)を心配してくれる魚屋の友人もいて、たまに
は肉を食べたら、というメールをくれました。それにわたしが書いた返事がこ
れです。
> 「日本人は肉を食わんから戦争やオリンピックに負けた…」
いやいや、そりゃちゃうって。日本人の腸は肉食向きじゃない。
かなり長い。 つまり草食動物なの。たかだか30年で肉食向きに進化はしませんで。
江戸末期、欧米人が「なんで日本人は米3合で一日重労働して 平気なのか?」
と不思議がってたんですわ。
そりゃハイカーボン食だからだよね。
現代のアスリートも試合前に炭水化物を多く摂取する。それで、高橋尚子は金メダ
ル取るわけさ。
わたしゃ肝臓やられたのは肉体労働しない時期にもハイカーボンだったせいだけど
ね(笑)
魚を倍にして、ご飯を半分にしたら、翌年は正常値になったんだけど....
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べつにお肉をやめて魚にしよう!キャンペーンをはるつもりは毛頭ありません。
(そりゃお魚を食べていただければうれしいですよ、もちろん ^^;)
サケにしても、与太話(1)でふれたように輸入サケがかなりの部分を占めています。
ただ、気づいたのです。
わたしが子供のころには食べたことがないものであふれているのだな、と。
それがどういうことなのか、これからよく考えてゆかなければならない岐路に
たたされているように感じたのでした。
つぎの話
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