●天然の岩海苔(いわのり)
年間たったの 15000枚 程度の製造。
地元・松前町以外ではほぼ流通していないという、まさに「幻の岩海苔」です。
「春のり」です。
アオサが混じっているのと、茶色が強く、目が粗いうえにすきま、穴があります。
香り の強さと 味 は抜群です。
海産物問屋さんの話では「松前の天然岩海苔は別格」と昔から有名だそうです。
●岩に付いた海苔を手摘み
「天然」という意味そのもの、引き潮のときに、岩場に付いている海苔を摘み、漁師さん家族が一枚一枚すだれで干しあげたものです。
見た目も感触もごわごわしています。
●おいしい食べ方は
軽くあぶって、パリッとしたものも香りが高く美味しい。
そういうものはおにぎり、海苔巻きなどが定番です。
また、 のり弁 で地層のように積み重ねたもの(「海苔だんだん」と呼ぶそうです)がたいへん美味しく、高級のり弁当として知られているようです。
たしかに、のり弁にするとごはんの水分でごわごわ感がなくなりますね。
あたたかい蕎麦に入れても美味です。
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